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大菩薩峠

冬の大菩薩その2

雷岩からの眺望を十分堪能した後は南西方向の大菩薩峠へと下っていきます。

未完の超長編小説「大菩薩峠」(中里介山著)の冒頭、机龍之介が巡礼の「老爺」を「ここへ出ろ」と呼びつけ、「あっちへ向け」と背中から真っ二つに理由もなく叩き切った峠。その峠は現在「賽ノ河原」と呼ばれています。今「大菩薩峠」とされるところより北に位置しています。賽ノ河原には今でこそ立派な避難小屋が建っていますが、龍之介が現れそうな不気味な雰囲気がないではありません。写真では小屋より左向こう側が武蔵、右手前側が甲斐です

賽ノ河原

避難小屋にお邪魔して昼食を摂った後、少しだけ上り返して現在の「大菩薩峠」へと向かいます

避難小屋

現在の「峠」には、中里介山の名を取った「介山荘」という山小屋が建っていて、隣にはトイレや休憩施設もあり自由に使うことができます。が、今回4度目の私はそそくさと通過し、下山を急ぐことにしました

介山荘遠景

下山コースの途中、「勝縁荘」と呼ばれていた旧山小屋があり、その奥隣の「三界庵」で中里介山は執筆したとされています。一般公開されていないため、おずおず近づいての撮影です

三界庵

40年ほど前、首相官邸襲撃訓練のため宿泊中の赤軍派53人が逮捕された「大菩薩峠事件」の舞台・福ちゃん荘前を過ぎ、長兵衛山荘のある上日川峠を経て一気に下降。いまでは閉鎖されてしまった「千石茶屋」に出ると、登山口はもうすぐ。が、芦倉沢に架かる橋を渡ったところで何かが足りません。というのも、これまで3度の登山で、ここに「地蔵茶屋」跡の廃屋があった記憶があるのですが、更地になっています。目を凝らすと、黒く焼けたものが散乱しています。焼け落ちてしまったのでしょうか?誰かご存じの方いません?

地蔵茶屋跡

出発から約7時間の午後3時半過ぎ、登山口に無事帰着。この後は、近くの日帰り温泉「大菩薩の湯」で汗を流しました。温泉を出て駐車場へ戻ると丁度、日が赤石山脈(俗称・南アルプス)の主峰・赤石岳へと沈むところ。夕焼けに浮かぶシルエット(左は聖岳、右は悪沢岳)が綺麗で「いつか行ってみたい」

赤石連峰夕焼け

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冬の大菩薩その1

安達太良山と同じく初級者向けの大菩薩嶺(山梨・2057メートル)に登ってきました。時期的にも本格的な積雪はこれからといったところで、軽アイゼンで十分でした

林道が閉鎖される冬の典型的な登山ルートは、裂石登山口から上日川峠、大菩薩峠を経て大菩薩嶺に登頂し丸川峠へ下って登山口へ戻るのですが、「大菩薩トレッキング」との案内板を掲げた中型バスを登山口の駐車場に発見。「団体さんで冬の静かな登山が…」と心配になり、当初の計画とは逆のルートをたどることに急きょ変更しました(^_^;)

で、最初は丸川峠へ。最初はそれほど積雪はありません。多少急な坂をうつむき気味に登っていくと、頭上からコツコツと何かを打つ音。見上げるとキツツキの仲間のコゲラが一心に枝を突っつき、餌となる虫を叩き出そうとしていました

コゲラ

(ピンぼけの上トリミングしてます(^_^;)

丸川峠には丸川荘という山小屋があります。来た道を振り返ると山間の向こうに富士山が見えました。この小屋のコーヒーが飲みたかったのですが、逆ルートにしてしまったたため先を急ぐことにしました

丸川峠から

ここからは残雪多いコメツガの林を静かに進むだけで展望はほとんどありません。黙々と進むうちに突然、頂上の大菩薩嶺に出ました。ここも林に囲まれて見通しはなく山頂であることのの印が設けられているだけです

大菩薩嶺山頂

載っているのは私の「命綱」携帯GPSです

ここから数分ほど進むと、南側が大きく開けた稜線に出ます。雷岩という大きい岩の上に立つと、南にすそ野を雄大に広げる富士山、西に屏風のように連なる南アルプスの山々が望め、暫く立ちすくんでしまうほどの絶景です。ただ、富士山の手前に見えるダムは余計です(–;)

富士山

富士山遠景

南アルプス遠景

(続く)

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単独冬山デビュー!

昨年11月以来、2度目となる大菩薩は事実上の冬山初デビュー。雪山初心者向けとはいえ無謀にも単独で行きました。丸山峠分岐駐車場を21日朝7時に出発し、天候に恵まれたデビューとなりました

雪の道ははっきりしたトレースがついて堅く凍り、動物の足跡や糞あるも姿はなく静寂そのもの。木をたたき回り虫を探すキツツキを見つけてホッとさせられました。上日川峠あたりから雪深くなるとともに日当たり良くなり背中に汗もじわり。雪に埋もれたジムニーが駐まる富士見山荘からは、雲間に真っ白い雪を頂いて荘厳な富士山が見えました

大菩薩峠には10時20分ごろ到着。旧峠の避難小屋で食事を摂ろうと考え、すぐに出発しましたが、寒風すさまじく、冷たさで足の指がつり始めたため一時退却。介山荘わきの休憩小屋で食事を摂り一息。コンビニのおにぎりとカップ麺を食べ、水筒の水を飲もうとすると、中からなんとシャリシャリとした氷の塊が出てきました

オーバーズボンをはき、旧峠へと再挑戦しましたが、徹夜運転の疲れのせいか足指がまたつり始めました。午後3時までには駐車場に戻りたいと考え、これ以上進むのを断念。富士山や南アルプスを撮り納めて下山することにしました

福ちゃん荘でアイゼンも付け、凍結した道も滑らず快調に下山し駐車場には午後1時45分到着しました。山行き中、人に会ったのは下山途中にすれ違った男性計2人だけでした。下山後、大菩薩の湯で汗を流した後、睡魔と戦いながら帰宅しました(^◇^;)

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定食猫のつぶやき
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