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大朝日岳

朝日連峰その8(終)

小屋に戻ると、取材に来ていたNHKのスタッフと管理人さんらが1階の広間で宴会をしていて、8時の消灯間際まで賑やかでした。「この宴会は取材費用として受信料でまかなわれているのかも」と、半ば嫌な気分になりながら、シュラフを「開き」にし掛け布団状にして寝ました。耳栓装着も小屋に響き渡る強烈なイビキと寝汗で起きることもありましたが、疲れもあってよく眠れた方でした。

翌朝は4時に起床し4時半出発。大朝日岳へ再び登頂して朝焼けをしばし見つめました。残念ながら前日夕同様、地平線に雲がかかっていました。

大朝日岳からの日の出

下山は中ツル尾根を経由し、「一方的な」下り坂続きでしたが、脚に違和感もほとんどなく沢に無事到着しました。この後はなだらかなコースだろうと予想しホッとしたが、それもつかの間。朝日鉱泉までの沢沿いルートでアップダウンが多く滑りやすく気が抜けませんでした。ブナの森の夏日に輝く緑を見ていると、本当にほっとしました。

朝日連峰のブナ

途中、餅入りラーメンの昼食を食べるなどして、10時少し前に朝日鉱泉に到着。延べ29時間になる山行きとなりました。

天候に恵まれ過ぎて汗をたっぷり絞られ体力を消耗しましたが、登山口までのアクセスは不便ですが、何度でも来てみたいと思える「奥深い山」だと思いました。

朝日を浴びる大朝日岳

帰り道は、蔵王近くにあるこぢんまりした山形うわの温泉「天神乃湯」(300円)に立ち寄り汗を流しました。

コースタイムは以下の通りです。

朝日鉱泉発0510~金山沢着0717~鳥原小屋着0857~鳥原山着0920~小朝日岳着1115~銀玉水着1240~大朝日小屋着1410~金玉水?~大朝日小屋?~大朝日岳着1845、大朝日小屋発0424~大朝日岳着0440~中ツル尾根~朝日鉱泉着0952

吊り橋

朝日連峰その7

大朝日小屋に到着後、目前の大朝日岳へ早速登頂したいところですが、朝日鉱泉から約8時間の行程で疲れ切っていたので、小屋の2階に上がるやいなや適当なところで大の字になってゴロゴロと暫くうたた寝。

が、「なんだ。この小屋、ビール置いてないの?!」とお嘆きの女性登山者も含め到着者も直に多くなってきたため、追い出されるように起き出して夕食の準備。岩がごろごろした道を危なっかしく鍋を抱え「金玉水」(きんぎょくすい)を往復し汲んできた水を沸かし、レトルトのカレーとライスをかき込むだけに済ませました。

急に傾く夕日に食休みもせず、急いで登頂。10分ほどで着いた頂上はそれほど広くありませんでしたが、360度の絶景で、日没を待ちわびる人10人あまり。

日没間近の大朝日岳

水平線・地平線上には薄雲がかかっていましたが、大朝日岳の影が東の雲上へ尖って伸び、日本海に沈もうとする太陽は、海の水に反射したものなのか、太陽の下にクマのように光線を横へ広げながら、消えかけの線香花火の火球がミカン型に形を変えながら吸い込まれていきました。

大朝日岳からの日没

空に高く浮かびつつあった月も、赤く染まった雲間にかかり、空一面が幻想的でした。

大朝日岳からの月

暫くの間、夕焼けに見とれていましたが、ヘッドランプを忘れたことに気付き、そそくさと山頂を後にしました。

大朝日岳の夕焼け

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定食猫のつぶやき
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